| 医療保険を使った訪問療養マッサージの補足説明
かかりつけ医の皆様へ(平成23年6月18日)
いつも大変お世話になっております。 本来、ご説明に伺わなければならないところ、書面にて失礼致します。 マッサージ同意書の記載方法について、これまでご照会の多かった点を以下にまとめましたのでお目通しをお願い申し上げます。
【傷病名(又は症状)】 ・マッサージは、関節拘縮や筋麻痺などの症状があれば保険適用されます。 ・医療上マッサージが必要とされる症例については、一律にその診断名によることなく医師の判断で適用が認められています。
当院で訪問療養マッサージをご利用いただいている方は、「脳梗塞後遺症」など脳血管障害後遺症が多数を占めておりますが、次のような病名も散見されます。
脳性麻痺・脊髄小脳変性症・頚髄損傷・頸椎損傷・パーキンソン病・変形性脊椎症・変形性腰椎症・変形性膝関節症・脊柱管狭窄症・関節リウマチ・腰椎間板ヘルニア・四肢筋委縮・全身廃用性症候群・筋委縮性側索硬化症・末梢神経障害等々。
基本的に、「歩行困難」(転倒の危険があるため介護者がいなければ通院出来ない方を含む)を伴う症状については、その適用が認められております。
ただし、内科的な病名(例:慢性胃炎、慢性腎炎など)だけの記載だと、保険者が適用の判断にとまどう場合がありますのでご注意下さい。その際、当欄又は症状欄に「(長期臥床に伴う)廃用症候群」等の記載があれば問題ございません。
【発病年月日】 不明・不詳などの記載でも問題ございません。
【症状】 当てはまる症状に○をご記入下さい。 【施術の種類】 ・マッサージは、関節拘縮や筋麻痺などの症状を対象とし、対象部位にマッサージや関節可動域訓練、筋力増強訓練などの機能訓練を行います。 ・変形徒手矯正術は、四肢の6大関節(肩関節、肘関節、手関節、足関節、膝関節、股関節)に変形性拘縮がある場合に行います。 継続して行う場合、同意書を1ヶ月毎に発行していただく必要があります。 →当院では、1ヶ月毎の同意書発行に係る医師のお手間を考慮し、原則、変形徒手矯正術は採用しておりません。
【施術部位】 傷病名(又は症状)にご記入いただいた部位に対応する欄に○をご記入下さい。 例:脳梗塞後遺症(右片麻痺) → [○]右上肢 [○]右下肢 [○]体幹 例:右膝関節に拘縮が認められる → [○]右下肢
【往療】 訪問で施術を行うため、『必要とする』に○をご記入下さい。 施術部位に下肢が含まれていない患者様の場合、横の空きスペースに往療を必要とする理由等をご記入いただければ幸いです。 例:下肢筋力低下により往療を要する。 例:認知症のため往療を要する。 例:寝たきりのため往療を要する。 施術部位に下肢が含まれていない患者様などで理由無く『必要とする』に○をご記入いただいた場合、保険者より同意医師へ照会等が行われる場合もありますのでご注意下さい。
*重要*
【同意書の有効期間】 同意書の有効期間は、原則3ヶ月間です。運用は次の通りです。 初回発行の同意書の場合、施術者の初療日によって有効期間が決定されます。
○初療日が月の15日以前の場合は、その月の翌々月の末日まで 例:1月14日初療日→3月31日まで有効
○初療日が月の16日以降の場合は、その月の3ヶ月後の末日まで 例:1月16日初療日→4月30日まで有効
有効期間を過ぎてさらに施術を継続する場合、上記期間満了月の末日までに医師の同意を施術者もしくは患者が確認(口頭同意)していれば再同意書の添付は必要とせず、翌月の月初めから引き続き支給期間(3ヶ月間)が継続されます。
このように、3ヶ月毎の口頭同意をいただくことで施術継続は可能ですが、当院では、漫然とした施術の継続を避ける意味で、患者様に対して6ヶ月に一度、必ず再受診して新たな同意書の発行を受けるようお願いしております。
【3ヶ月経過後の口頭同意について】 口頭同意には二つの方法があります。
@患者様や患者様家人が貴院診察時又は電話等で医師の同意を確認する。 A施術者が電話等で医師の同意を確認する。
Aについては、お忙しい診療の合間に煩わしい電話の対応をお願いすることなど論外だと考えております。したがって、同意書有効期間満了月の末日近くになると患者様に対して、「医師の再同意を確認して下さい」とお声掛けをし、その上で、後日、患者様へ再同意日の確認を取り、当方のカルテに確認日を記載しておくという手順になります。
しかし、患者様が同意確認を忘れていたり、確認はしても医師のカルテに再同意日の記載が無かったという事例があり、当院としてもその処理に頭を痛めております。
その場合、当院では、6ヶ月後に再度同意書の発行をお願いすることを前提に、便宜上、初回同意書有効期間満了月の末日を口頭同意の確認日とさせていただいておりますので、ご了承下さいますようお願い申し上げます。
尚、同意書発行に際しては、B013療養費同意書交付料(100点)が診療報酬として算定できます。(ただし、口頭同意の場合は算定出来ません)
【訪問療養マッサージ施術の流れ】
施術の前には、携帯用の手指消毒用のスプレーにて、手指の消毒を行っております。また、必要に応じて次のバイタルチェックを行います。 @経皮的動脈血酸素飽和度(=SpO2)の測定 A血圧の測定 B体温の測定 患者様体調不良の場合は、施術者判断で施術を中止する場合もあります。
1. マッサージ バイタルチェック後、同意書記載の部位にマッサージを行います。 施術者判断で、同意書記載以外の部位にマッサージをすることもあります。 (例:片麻痺患者様の健側へのマッサージ) 健側にマッサージを行い筋緊張を和らげておくと機能訓練時に患側と併せて動作がよりスムーズになります。この場合、追加の料金請求は行っておりません。また、保険請求することもできません) 2.関節可動域訓練 マッサージで筋の緊張がある程度緩んだところで、拘縮を起こしている関節の可動域を拡げるため、関節可動域訓練を行います。患者様とコミュニケーションを取りながら痛みなどを確認し、安全に訓練をおこないます。 3.筋力強化訓練 マッサージで組織の血流が良くなり、関節可動域訓練で関節が動かしやすくなったところで、患者様ご本人の自力運動(自動運動)で筋力強化訓練を行います。施術者は患者様の体力やその日の体調などに合わせ、運動時にある程度の負荷をかけ、患者様が気持ちよく楽しく運動できる状態を作って訓練を行います。継続した訓練で、運動器機能の維持・向上を目指します。 4.機能訓練 希望されて意欲のある患者様には日常生活動作訓練も行います。 ベッドでの端座位、立位、室内歩行(杖、歩行器、手摺り)等、基本的な訓練を行っております。(より専門的なことは、理学療法士さんや作業療法士さんにお任せしております)。 基本的な訓練でも訪問療養マッサージのプログラムを継続することで、患者様ご本人や訪問リハビリテーション担当の理学療法士さんから「他の動作がしやすくなった」というお言葉をいただいております。 5.血圧の測定 施術プログラム終了後、必要に応じて、再び血圧測定を行います。 6. 施術後の手指の消毒 施術後、手指の消毒と測定器具(血圧計、パルスオキシメーター)の消毒をそれぞれ行い、訪問宅間での感染拡大防止・予防に努めております。 冬季間は、インフルエンザの感染拡大防止・予防のため、施術者は基本的にインフルエンザワクチン接種を行い、マスク着用にて訪問させてもらっております。
訪問療養マッサージは、単なる疲労回復のマッサージではなく、身体機能の回復を目的としたリハビリ的要素の強いマッサージです。その為、当然のことながら、当方のマッサージ師は全員、国家資格を保持し、賠償責任保険に加入しています。
誤用などないよう細心の注意を払って施術致す所存ですので、何卒、宜しくお願い申しあげます。
デイサービスの日曜日営業を開始します。
(平成22年9月1日)
いつも当センターのデイサービスをご利用頂きましてありがとうございます。 当センターでは、今年10月より、日曜日のデイサービス営業を開始することになりました。 スタッフ一同、平日と変わらぬサービスが提供出来るよう、張り切って準備を進めております。 つきましては、現在ご利用中の皆様からの申込を優先したいと考えております。 ご希望の方は、お気軽にスタッフまでお申し付け下さい。
営業開始日(予定) :平成22年10月3日(日)〜 サービス提供時間 :午前9時30分〜午後4時 サービス提供料金 :平日料金と同じ
訪問介護(ヘルパー)始めました。
(平成22年7月23日)
6月1日より、訪問介護(ヘルパー)事業を開始いたしました。 デイサービスでおなじみの介護職員(介護福祉士)が皆様のご自宅にお邪魔して様々なサービスを提供させていただきます。 サービス内容は、
○生活援助
「生活援助」とは、ケアスタッフが利用者様に代わって調理や掃除、洗濯など、日常生活に必要な家事等を代行するサービスです。
[例えば] 掃除、洗濯、ベットメイク、衣類の整理、調理、配下膳 、買い物、薬の受け取り、相談援助、情報提供、その他これらに必要な一連の行為。
○身体介護
「身体介護」とは、食事や排せつ、入浴や身だしなみ、着替えや歩行などの介護が必要な方へのサービスです。
[例えば] 食事の介助、排泄の介護、衣類の着脱介助、身体の清拭、洗髪のお世話、入浴介助、部分浴 、体位変換等の介助、口腔の清潔、散歩、通院の介助、車いす移乗、歩行介助、褥瘡(床ずれ)予防(処置を除く)など。
詳しくは、電話でお問い合わせ下さい。
改築工事終了
(平成21年5月12日)
トイレ増設だけの予定が、ついつい色気を出してしまい、気がつけば結構な大工事になってしまいました。 ご利用者の皆様、工事関係者の皆様にはずいぶんとご迷惑をお掛けしてしまいました。 お陰様でトイレが2室増え、機能訓練室も脱衣場も利用空間が広がりました。Aルームの南側の壁を撤去したことで視界も日当たりも随分良くなりました。 庭に面した自慢の和室は、涙をのんで畳からフローリングに敷き変えオーディオルームに大変身させました。
大事なのは施設(モノ)ではなくヒトです。 それは分かっていますが、新しいモノはやはり心をウキウキさせてくれます。嬉しいな。
追悼文
(平成20年4月16日)
「クマさん」の思い出
昨年末、敬愛してやまない恩師を亡くした。「クマさん」こと伊藤哲允先生だ。 昭和四十三年大館桂高校から大館鳳鳴高校に転任し、退職する昭和六十年まで同校で教鞭をとられた。専門は古典で漢詩を良くした。教職の傍ら、高校演劇のみならず市民演劇界の重鎮として自ら脚本・演出も手がけた才人であった。 私たち理数科二期の二年と三年のクラス担任だった頃は四十代の半ば。柔道で鍛えた骨太の体格に四角張った顔と太い眉、その外見に似合わない優しい物腰と語り口は、猛者揃いの教師群を圧倒して個性的だった。 先生は、成績が良くても悪くても、その事で誉めも叱りもしなかった。代わりに、自分たちで考えた末の行動に対しては、目を細めてそれを許した。多少常識外れであっても遮ろうとはなさらなかった。それをよいことに教え子たちは随分馬鹿をやった。もちろん、その尻ぬぐいは決まって先生のお役目であった。当時、先生が職員室で上司から度々お叱りを受けていたというお話を別の教師から伺ったのは、だいぶあとだ。今、思い出しても冷や汗が出る。 先生とのお付き合いは、卒業後の方がはるかに長い。とりわけ、正月二日か三日には、「クマ詣で」と称してお宅に押しかけるのが決まりだった。毎回、奥さんの手料理で迎えて下さり、遅くまで飲み明かした。先生は、嬉しそうに私たちの与太話に耳を傾け、酔いが回ると李白や杜甫に託してご自身の半生を語られることもあった。励まされるのはいつも私たちの方だった。この関係は、一昨年、先生が生まれ故郷の北海道へ帰られる直前まで続いた。 教育の変わらぬ原則は、自分が真に所有しているものだけしか子供に与えられないという事であろう。メッキでは保たない。仮にそれを人間力と呼べば、先生のそれは質量ともに桁外れであり、しかも魅力的だった。私たちは、三十数年の長きにわたり先生の人間力に触発され、様々な問題を抱えながらもその時々に自律して生きるべき事の大切さを学ばせていただいたように思う。 先生の奥さんからのお手紙で亡くなる前のエピソードを知った。容体が悪化し家族が集まった時、「オレが死ぬからみんな集まってきたのか、いよいよもって死は近づいたな。大往生だな。」と話されたという。最後に、人生の幕の引き方まで教わった。 平成十九年十二月二十八日、先生は眠るように静かに息を引き取った。享年八十三歳。ご葬儀は正月三日。私たちのあの「クマ詣で」と重なった。
ちょっといい話し
もう昨年末の話になりますが、まったく心当たりのない小包が届きました。 送り主は、渋谷区神宮前「○×ステンドグラス」とあります。 なんだろうと開封してみると、中味は素敵なステンドグラス製の灰皿でした。一枚のメモが添えられていて、その内容に泣かせられました。
「丸山 様 大館のジャズバーでビールをごちそうになりました。○×と申します。ごちそうさまでした。ステンドグラスの仕事をしていますので、お礼に最高級のアンティークグラスの端材で作った灰皿をお送りいたします。使って下さい。マスターに一心堂の方とお聞きしました。母もデイサービスにはお世話になっています。では、お元気で。11月23日 ○×」
そう言えば、昨年の秋口だったでしょうか、何かの会で相当飲んでから立ち寄ったミントンハウスの前で、店を覗き込んでいるなにやら凛々しい(「怪しい」ではありません)「修行僧」のような風貌の若者と出会い、お酒の勢いもあって一杯ご馳走した記憶はありました。(普段、若い男を誘う趣味はありませんので誤解の無いよう) ブラッと一人旅だそうで、ミントンハウスのマスターと3人であれこれ話をしたのでしょうが、内容は断片的にしか覚えていません。折角、大館に立ち寄ってくれた若者に「中年の飲んべえ」が余計なことを口走って大館の心証を害してはまずいという配慮はあったらしく、マスターの話だと、小生、その日は彼を残して珍しく早々と店を出たのだそうです。 さて、小包の荷送り人の住所と名前を頼りにインターネットで調べてみたら、2006年の第3回ステンドグラス美術展で最優秀賞を受賞しているほどの実力者だったのには驚きました。これは、エビでタイを釣り上げる以上の快挙、ビール一杯で有名ステンドグラス作家の作品を釣り上げたことになります。 早速、お礼のメールを送ったら、早速返信がありました。
「ケアセンター一心堂 丸山芳也様 こんにちは。ビールをごちそうになりました五味です。(修行僧ではありません) ごちそうさまでした。 怪しまれて箱を空けてもらえないかと心配しました。鯛まではいきませんが、エビでイカを釣ったぐらいでお使いください。 教室の生徒さんに。ジャズバーの前で会った人におごってもらったんだよ、っと灰皿 を作りながら旅の話などしています。 こちらもネットで拝見しました。スタッフもたくさんいて、みんなの笑顔が仕事環境もいいのかな〜と想像させます。社長もコメントも良かったですし。 実家の母も毎日のようにお世話になっています。介護関係の方には感謝しています。メールありがとうございました。ではまた近くに行った時にでも。」
返信を読んで冷や汗が出ました。 酔った勢いで、髪型(丸坊主)や風貌(哲学者風)から初対面の彼を「坊主」とか「修行僧」とか呼んで遊んでたんでしょうね。あとでマスターに聞いたら、「それほどひどくなかった」と否定も肯定もしませんでしたが、後悔先に立たずとはこの事です。 それにしても、律儀な青年がまだこの国にも居るんですね。 人生まんざらでもないな、オレも頑張ろうと久々に心が潤った出来事でした。 (平成20年1月18日)
謹賀新年
明けましておめでとうございます。 本日1月5日は、ちょうど2年前、当施設を移転オープンした記念日にあたります。 あの年は、その前日が記録的な豪雪で、送迎車がこっちで1台あっちで1台とスタッグし利用者様の送迎に難渋したのを未だに忘れられません。 思えば、神か仏かムハンマドが私たちに試練を科したのでしょう。緒戦で苦汁を嘗めたせいか、おかげ様で以後はなんとか順調に推移しております。 オープン3年目突入にあたって、スタッフ一同、心を引き締め、ご利用者様が安心して明るく楽しく過ごせる施設づくりに一層の努力を続けて参ります。 今年もよろしくお願い申し上げます。 (平成20年1月5日)
秋田わか杉国体トレーナー帯同報告
当施設の田中博美機能訓練指導員はソフトテニス、小生は卓球のスポーツトレーナーとして、おおいに秋田わか杉国体を楽しんで参りました。 楽しんだといっても、田中先生は帯同5日間で体重が6キロ減。顔は日に焼けて真っ黒。その上、目が落ち込んで上野公園付近にたむろする無職自由人の様相を呈して帰って来ました。 スポーツトレーナーというのはかくも厳しい仕事なのです。聞けば、選手宿舎で毎晩遅くまでトレーナー活動をして、おまけに早朝トレーニングにも付き合っていたのだそうです。平均睡眠時間が5時間程度だったとか。 真面目というか何というか・・・。 小生、実は帯同期間中少し太って帰ってきたんだけど、これは誰にも言えないなあ。 物言えば唇寒し秋の暮れ。 (平成19年10月5日)
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